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2019年4月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2019年 4月21日(日)21時00分46秒
返信・引用
  憲法に沿うただけの教科書を左傾と言うなと役員は吠え

小学校英語教科書見本来る。漢字も書けぬ我が子に重し

「殺された豚の哀しい味がする」何を思うてこの子は食らう

歳老いて社会や他人を思いやれん。いいんだべか、おら選挙に行って

裏町の名もなき春の抒情ゆく誰《た》がために咲く早咲きの梅
 

「白堊歌会RURU」4月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2019年 4月 8日(月)13時39分50秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」  2019(平成31年) 4月作品
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萬葉集
探し当てた新元号の
出典の頁をめくれば
若き父の書き込み
すでにあり
                         はま栗


通院帰りの昼食は
老舗そばを愉しむ
「そば有り、人生楽し」
宣伝ポスターに納得
病気治るも一抹の寂しさ
                         伊奈 裕


町内の公民館へ
嚥下の強化などの体操指導に
参加の女性から
体操の先生と呼ばれ
背筋が伸びる
                   青山すみれ


たい焼きにも
あるらしい
天然モノと養殖モノ
大量生産と
手作りの差で
                        山田武秋


道に迷い
大型ダンプをよけて歩く
桜を目指して行けば
満開のアーチの下に
待っている両親
                瀧津泉


万葉の世の人々は
梅を愛づる宴を開き、歌を詠んだという
今年の春は
春爛漫と咲く花が
少しかすんで見える
                だいてんち


復興す
被災地に其の
面影なし
国は破れて
山河も残らず
                        村谷 尚


デパートに
テナント増えて
なつかしき
大食堂は
過去となりたり
                        吉田美雅子


「1Q84」の二つの月は
不気味な前兆
朧な美を讃えるべきか
白内障手術を決心すべきか
今、重なって見える二つの月よ
            ろろちち

*次回は6月
 

2019年3月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2019年 3月25日(月)22時17分33秒
返信・引用
  寂れゆく!帰省の度に耐えられぬ。都会の人混み嫌いな我が

捨て石も書き手がおれば目にふれて歴史に化けて世を動かすか

枯銀杏!鳥がさえずり興添える明治通りに春は近づく

月曜ではや疲れはて転寝す職場はハードぞ金までもつや

痔薬《じぐすり》を入れたら白き北斎の龍が出でて魂《たま》と逃げ出す
 

2019年2月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2019年 2月24日(日)14時35分12秒
返信・引用
  「平等に不平等です。誰しもが」言われてそうと気持ちを変える

「物まねも続ければいつかオリジナル」慰められてそうせんと思う

資本主義の危機と報じるBBC!十回を超えガス抜きを知る

郵貯さん儲かるならば自社で買え!民営化の果て手数料ばっか

月に行く金があるなら自社にいる非正規社員の賃上げしたら?

日本人がやりたくはない仕事ゆえ移民にさせる、それでいいのか

 

「白堊歌会RURU」2月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2019年 2月 9日(土)13時19分21秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2019  2月作品
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光から
眺めれば
世界は「永遠の今」
私もあなたも
いずれ光となる
                山田武秋



お隣の奥さまを誘い
「土に叫ぶ人」を観劇
土いじりの好きな奥さまも
この日は
うっすら化粧して
          青山すみれ



「還暦」を
まだ若かったと
思える日が来るかも
と、詠んだ10年前
来た、来た。 古希はしんどい
                ろろちち



ゴンドラの窓越しに眺める
銀色の山の連なり
麓まで伸びるロングコースには
樹氷が白く輝く
今年も至福の日々がやってきた
           だいてんち



元旦より
ライバル企業の
LINE鳴る
ここまでするかと
空しくなりき
        村谷 尚



予報にて
明日は雨とふ
夕空に
飛行機雲の
すうつと伸びる
         吉田美雅子



娘の還暦を
冗談と思った父
そう言えば
私も彼を
禿頭(トクトウ)と考えてはいなかった
             はま栗



積雪という天気予報が
見事にハズレ
雪国育ちとしては
ちょっとがっかり
でもほっとする
               伊奈 裕


*次回は4月
 

2019年1月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2019年 1月27日(日)21時34分49秒
返信・引用
  兄のようすべり続ける弟の中学受験ぞ轍踏む哀しさ

中学を落ち続けてもマイペース我より平静、愚息のほうが

入試には朝鮮を釣る風刺画あり不易は不易と昭和を自負すも

社会科で仲麻呂短歌の心情が出題されて私立を見直す

看護師は遠藤の黄褌《きふん》が好きなのと年初冒頭天然朗らか

今どきの男子は酒も下ネタも嫌いで寂し新年会去る
 

2018年12月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年12月25日(火)21時56分20秒
返信・引用
  さきたまの橋よりくっきり夕の富士スマホを押せどぼやけて写らず

木犀ロス!香りを壊した天候に恨みつのりて傘投げつける

故郷《ふるさと》の岩手の鉱山《やま》で核廃棄貯蔵の記事読む怒りが止まらず

うつの妻「生きるに値しないから」繰り言を聞き我が事と倦むも

病みし妻に代わりて洗濯たたむ子等手際がよくて仰天見直す
 

2018年11月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年11月26日(月)22時19分35秒
返信・引用
  風光る明治通りの鈴掛の若葉ともども新人来たり

月天心あき家が目立つ老いた町リアルをスマホ歩きで糊塗する

爺さんが来なくて荒れた菜園に意地を見せたか痩せ大根なる

 

「白堊歌会RURU」11月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年11月 5日(月)17時49分54秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2018 11月作品
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ハロウィーン
国際コースの担任は
小論指導の合間を縫って
ドラキュラの
着替えに走る
             はま栗



Sexy Nature!
つむじを起こし
撮りてつを
のけて鉄路に
烏瓜置く
            村谷 尚



塩害に
土色に化す
庭木々の
葉むら見て立つ
台風の痕
            吉田美雅子



ラッセラー ラッセラーの声
魂になったものたちも
海の山車を追っていく
もう会うことのない人たちと
手を振りあう
              瀧津泉



天空に浮かぶ鱗雲
首筋をなぞる冷やかな風
晩秋の気配を覚えつつ
思いを馳せる
故郷の山川
             だいてんち



わからない方がいい
はっきりし幻滅するより
ぼやかして
想像を膨らませるのも
人生の処世術
            伊奈 裕



「啄木ゆかりの地巡りバスツアー」
で知り合った女性
新しい鶴飼橋が完成した年に
生まれたという
渋民村の樹々が色づきはじめた
             青山すみれ



早朝の
橋の向こうは
霧の海
白い波間に
灯影が舫っている
            山田武秋


*次回は2月
 

2018年10月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年10月28日(日)08時00分21秒
返信・引用
  うつせみの世のならひとや紺色のスーツにネクタイ締めはや四十年!

たまきはる命の隙間を優しさがときに流れて愛もしみでる

我が内でA美R子菊姫よ。笑ってくれ。全てかたづく

パンジーの植替え見れば行く人の顔重なりて異動の季が来る

いち早く色づく桜の葉を見つけ今年もゆくかと寂しかりけり

あしがきの古き恋ではあるけれど会うつど心が燻り切なき

たまさかに技量と心が絵を編みてうそでも美し机上に飾る

あがいてもあがいてもなお時代から取り残されて我ゆき場なく
 

2018年9月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 9月23日(日)19時41分52秒
返信・引用
  OLの純白シャツにバスト張るまばゆいばかりの夏は来にけり

政治ショー米朝会談、請求が来る属国は蚊帳の外なり

米国の指示でカジノも作るとか?核持つ国には勝てぬとだんまり

猛暑日のシュロに空蝉しがみつく吾《あ》もしがみつくおやじギャグとか

ぷーになると毎日が楽!子は嘆く!失業の妻、朝起きず寝たまま

別れのとき彼女の目を見ていたか?悲しいまなざし今も焼きつく

まだやれる思えど外され窓際でスカイブルーの孤高を見上げる

DBが落ちても誰も気にしない老SEはリカバリ空し

神の意志?乱高下裏に投機あり市場の価値はなぜ有意なのか

果てしない経済人の夢の跡、心貧しきまま皆尽きる

米、菜《な》、魚《うお》と地味な祭壇!神葬の自然の道よりご先祖様来る
 

「白堊歌会RURU」9月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 9月 6日(木)18時35分40秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」2018 9月作品
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八月は
終戦の月
戦争を知らない私が
戦争を知るかもしれない孫を
憂う
          ろろちち



近づきし
火星のひかり
中空に
赤くかがやき
神秘をたたふ
        吉田美雅子



ナイアガラ
材木町の夕市
光原社のラムネ
四人で歩いた
遠い夏の日
        瀧津泉



夕暮れを背に、ふと見上げると
紅く輝く戦いの星マーズ
女神テラとの久方ぶりの逢瀬に
身を焦がして燃え上がる
天空のラブロマンス
         だいてんち



心に生きる故郷
盛岡城・北上川・岩手山
四季折々
岩手山と向き合い
人生を語った
                 伊奈 裕



弟が買ってきた
大きなスイカを
甘いね、甘いといいながら
きょうだいでいただく
緑がまぶしい夏の日
           青山すみれ



灼土を
叩きつける雨に
安眠を破られた龍神
渦雷となって
天に噛み付く
                 山田武秋



上の橋のたもとの
丸竹茶屋がなくなったよ
汗をふきふき氷イチゴを当てにしてたどり着いたら
駐車場になっていたよと聞いたら父はどんなに失望しただろう
でも梅月堂は大丈夫だったのよとお醤油だんごを供える
          はま栗



敗戦忌
フウセンカズラが
ふうらふら
張り子の虎か
9条たゆたう
                 村谷 尚

*次回は11月
 

2018年8月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 8月25日(土)21時38分6秒
返信・引用
  来内のバイカモ懐かし浴衣着た君と流した笹船何処や

校長の「忍耐《ぬんたい》!」馬鹿にしたつけか今は下流で「んだ」と訛れり

つれあいの足もみしつつくだらんが、ともに暮らす交歓と思う

「生きていて楽しいことをやってくれ」亡き友がふと枕元にいる

Deathwish!終わったSEの墓場とは?WEBの裏ゴミプロ動かす

炎天下青き花梨の下行けば清しさ落ちて汗を忘るる
 

2018年7月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 7月26日(木)07時22分24秒
返信・引用
  濃密な愛の交歓遠く我が存在ぼっちのマスターベーション

うすものを纏いし娘ら闊歩する夏来たるとも老い哀し勃たず

バーのママ「ヘンリーミラーはホキのほと描き続けた」なぜ吾《あ》に語る?

王子駅傍らの堰にガマの穂がひしめく盛夏になりにけるかも

オニユリが大地に何かを語りかける公園で子等の水遊び追う

むらたまの心豊な社会とは何であろうか虚栄の首都で浮く

人として常軌なき吾《あ》が死ぬまでにできるはかろく風に吹かれる

くだらなさに幸あり♂♀笑えば即解決!ありのままみたい・

 

2018年6月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 6月23日(土)22時29分1秒
返信・引用
  はるがすみおぼされるまま使われど益出ず人の役にも立たじ

あかぼしの飽くなきハッカー対策はいたちごっこで空しく空《くう》なる

会社でも家でも自分が変わるのみ他人は変わらぬ so it goes.

懐かしの洋楽カラオケ字幕見て脚韻続き詩人欣快!

ヒキガエル卵を初めて見ゆる子がタヌキが食らうと知識ばかりで

立夏来て片陰《かたかげ》を行き見上げれば鈴掛の葉はまだ子供なり
 

「白堊歌会RURU」6月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 6月 8日(金)17時09分41秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」   2018  6月作品
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赤色のタワー
夜の東京
立っている
遠く 近く
家族四人の冒険の旅
                瀧津泉


夜空の雲に隠れるように
フルムーンとジュピターが
手に手をとってそぞろ歩き
朝焼けを背に
静かに去っていった
                 だいてんち


61年前の小学時代に
タイムスリップ
全てをさらけ出し
笑った笑った
夢のようなクラス会
                       伊奈 裕


ふと目を覚ます
いま朝? 夜?
スマホで気づく夕暮れ時
熟睡した
寝落ち
                 青山すみれ


停年過ぎた
悪友三人の飲み会
誰も他人の話に
耳傾けず
自分語りする
               山田武秋


今日田んぼに水が入りました
夏至の日まで三週間
夕暮れの畦道を車のライトが通ると
水槽の底から蛙の声が湧きあがる
車列は皆窓を開けている
                  はま栗


青空が
死んだ目にあり!
あづさゆみ
本気の自分に
再度会いたい
                       村谷 尚


色珍しいアジサイの
写メを送れば
遠方より
訪いくれる友のいて
嬉しい
                  ろろちち


春花の
加速して咲き
あわただし
四月に夏日
九日あれば
                吉田美雅子

*次回は9月
 

2018年5月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 5月27日(日)22時44分55秒
返信・引用
  百千鳥&新入生と堀船の校舎賑わう傍《はた》で花散る

葉桜のみずみずしさが羨ましい皺面向けてスマホチェックす

かりこもの心もしのに君の名を叫びて自涜すプチ荒凡夫

あまくもの別れのわけを告げられぬ我が心は遊びにあらずも

性善説などないネットの申し子に道を説けどもスルーされけり

デマゴーク=フェイクニュースのネット世界デモクラシー死し何が来たる?

エネルギー物流なくしてAIの時代が無理ならサイボーグになれと!

学校でプログミングを教えても役にたたぬと現場は怒れど

三パーでも公教育から人材が出れば可なりと企業ほくそ笑む

うるわしき中学教師の唯物史観いまだ心であがきてわりなし
 

2018年4月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 4月23日(月)22時21分45秒
返信・引用
  あざやけしフェロモン放つまぶすけにふられてミューズをスマホ飼いせむ

むらぎもの心に住みつく初恋の女《ひと》は永遠《とわ》にブルマの少女

ゆうづつの夕べの駅でゆくりなく逢えばハグした妹《いも》し思ほゆ

ぬばたまのアスファルト割りて異形なるスミレ草がにょきと咲きぬ

シンプルで明るい現実合理主義を向けど頭上にまた浮浪雲

戦争も温暖化ほか原発も業がなせるか解脱がたし

病棟の下のヒナギク誰《た》が植えた?癒され己を暫し忘れぬ

無粋なる言葉遊びの人去りて昭和の残滓またひとつゆく

政官の私物化強弁レベル低し!が、どこまでも日常は続くかのよう
 

「白堊歌会RURU」 4月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 4月11日(水)11時22分19秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2018   4月作品
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オホーツクブルーの空
北の大地が熱くなる
そだねー、おめでとう
選手と大観衆が一体
笑顔涙顔入り混じる
              伊奈 裕


在京白堊会会報を初めて見たと
岩手の歯医者さん
写真のなかの同窓生たちをみつけ
じいっと見入る
会報を通して白堊の交流の輪がひろがる
            青山すみれ


雪解け水を
たっぷりと吸い
小枝が白く輝きだす
芽吹き前の
川岸の柳たち
            山田武秋


きのう藤枝
きょう所沢
桜とつけば何でもうれし
『さくらうどん』に
花びら受けて味わう
             はま栗


311
山田駅他
流されぬ
虚栄オーライ
不易の首都駅
               村谷 尚


シューシュー・シャカシャカ
湯がたぎり茶が香る
円相の妙
円窓の花
いっときの和み
                   ろろちち

かもめ飛ぶ
海辺の空は
限りなく
清き世界が
広がりてをり
                吉田美雅子


父母が昔に買った墓地
やっと今日訪れました
この土のなかに
眠るのね
雑木林には桜とたんぽぽ
                瀧津泉


春光に
映える水面の
花いかだ
分け行くボートに
影ふたつ
                  だいてんち

*次回は6月
 

2018年3月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 3月25日(日)11時09分7秒
返信・引用
  四十年永年勤続国会デモ!我が主義主張は抜け殻なれど(笑)

この国にデモクラシーは必要か永久《とわ》にいらぬな利口な奴には

司馬遷はなぜ刺客列伝を残したか?今の若きはほぼ利口です

「それでも民主主義なのさ独裁よりはまし」友は言う

「中央集権は日本には合っていない」友は言う

「驕れるTOPに諫言なき政治で長く栄えたためしなし」友は言う

青白く怨念燃ゆる議事堂の天面《あまづら》のした月かたぶきぬ

茜さす主上のために死したのは正成のみか小島法師よ
 

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