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2018年5月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 5月27日(日)22時44分55秒
返信・引用
  百千鳥&新入生と堀船の校舎賑わう傍《はた》で花散る

葉桜のみずみずしさが羨ましい皺面向けてスマホチェックす

かりこもの心もしのに君の名を叫びて自涜すプチ荒凡夫

あまくもの別れのわけを告げられぬ我が心は遊びにあらずも

性善説などないネットの申し子に道を説けどもスルーされけり

デマゴーク=フェイクニュースのネット世界デモクラシー死し何が来たる?

エネルギー物流なくしてAIの時代が無理ならサイボーグになれと!

学校でプログミングを教えても役にたたぬと現場は怒れど

三パーでも公教育から人材が出れば可なりと企業ほくそ笑む

うるわしき中学教師の唯物史観いまだ心であがきてわりなし
 

2018年4月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 4月23日(月)22時21分45秒
返信・引用
  あざやけしフェロモン放つまぶすけにふられてミューズをスマホ飼いせむ

むらぎもの心に住みつく初恋の女《ひと》は永遠《とわ》にブルマの少女

ゆうづつの夕べの駅でゆくりなく逢えばハグした妹《いも》し思ほゆ

ぬばたまのアスファルト割りて異形なるスミレ草がにょきと咲きぬ

シンプルで明るい現実合理主義を向けど頭上にまた浮浪雲

戦争も温暖化ほか原発も業がなせるか解脱がたし

病棟の下のヒナギク誰《た》が植えた?癒され己を暫し忘れぬ

無粋なる言葉遊びの人去りて昭和の残滓またひとつゆく

政官の私物化強弁レベル低し!が、どこまでも日常は続くかのよう
 

「白堊歌会RURU」 4月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 4月11日(水)11時22分19秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2018   4月作品
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オホーツクブルーの空
北の大地が熱くなる
そだねー、おめでとう
選手と大観衆が一体
笑顔涙顔入り混じる
              伊奈 裕


在京白堊会会報を初めて見たと
岩手の歯医者さん
写真のなかの同窓生たちをみつけ
じいっと見入る
会報を通して白堊の交流の輪がひろがる
            青山すみれ


雪解け水を
たっぷりと吸い
小枝が白く輝きだす
芽吹き前の
川岸の柳たち
            山田武秋


きのう藤枝
きょう所沢
桜とつけば何でもうれし
『さくらうどん』に
花びら受けて味わう
             はま栗


311
山田駅他
流されぬ
虚栄オーライ
不易の首都駅
               村谷 尚


シューシュー・シャカシャカ
湯がたぎり茶が香る
円相の妙
円窓の花
いっときの和み
                   ろろちち

かもめ飛ぶ
海辺の空は
限りなく
清き世界が
広がりてをり
                吉田美雅子


父母が昔に買った墓地
やっと今日訪れました
この土のなかに
眠るのね
雑木林には桜とたんぽぽ
                瀧津泉


春光に
映える水面の
花いかだ
分け行くボートに
影ふたつ
                  だいてんち

*次回は6月
 

2018年3月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 3月25日(日)11時09分7秒
返信・引用
  四十年永年勤続国会デモ!我が主義主張は抜け殻なれど(笑)

この国にデモクラシーは必要か永久《とわ》にいらぬな利口な奴には

司馬遷はなぜ刺客列伝を残したか?今の若きはほぼ利口です

「それでも民主主義なのさ独裁よりはまし」友は言う

「中央集権は日本には合っていない」友は言う

「驕れるTOPに諫言なき政治で長く栄えたためしなし」友は言う

青白く怨念燃ゆる議事堂の天面《あまづら》のした月かたぶきぬ

茜さす主上のために死したのは正成のみか小島法師よ
 

2018年2月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 2月26日(月)06時52分53秒
返信・引用
  忌み嫌う資本やデジタルそれこそが人の本質ことば返せず

いのちより吾が引き当てし0と1残念な人で生生流転

AIになき身も心もボロボロに朽ちていけども楽しめいのちを

たまもなす浮きつかもめもおぼろげに時雨れて寂し石神井川ぞ

英文のマニュアル広げ会社初のネットを引けど報われず然り
 

「白堊歌会RURU」 2月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2018年 2月12日(月)00時03分19秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」2018  2月作品
※感想をこの掲示板にご投稿頂ければ幸いです。

あら、あなた
そんな顔をしてたの?
白内障が治って
奥様がご主人に
最初に言ったひと言
        青山すみれ


やっと寒さに
慣れたころ
雪の下にはふきのとう
こころも身体も
季節について行けない
        山田武秋


冷凍室の
大容量のタッパーに
亡き父のジャム
霜柱
立ちて居り
          はま栗


信長は
端麗ならば
ともに寝し
男女を問わず
是一種人性
         村谷 尚


午後一時の陽を
もう夕方の陽と
断じる幼子に
確かと微笑む
初詣の家族連れ
          ろろちち


公園に
集ふ嫗ら
息白し
背中に注ぐ
冬日やさしく
        吉田美雅子


われの言う
ことばを
ほほえみ
くり返す
父と歩く航空公園
        木下明子


雪止んで
たたずむ地蔵の
綿帽子
凍てつく木々は
静かに春を待つ
         だいてんち


朝陽に輝く
銀世界
故郷にタイムスリップ
あまり苦に思わず
雪遊びに興じた幼きころ
        伊奈 裕


*次回は4月
 

2018年1月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2018年 1月28日(日)19時54分28秒
返信・引用
  若きらの狂騒=砂上の楼閣に見える老いは哀しかりけり

落ち葉散る桜の下の山茶花に真紅がシフトし冬も鮮やか

鉄の麒麟みたいなクレーンが川にあり吊り上げるよう鴨跳ね回る

青いみかんと思っていたら柚子がなる具材にするのかご近所様は

枯れススキ枯れエノコロと親子のよう河原の競演ヒューヒュー奏でる
 

2017年12月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年12月23日(土)22時39分24秒
返信・引用
  律の風、隅田川に白波を立てては艀の航跡ちらす

昼休み小春日和の隅田川どんぐり踏み踏み落望郷馴らす

スーパーの中トロ寿司でも久方の天国だぜと喜ぶ子哉

「オレンジよりブルーのビキニが欲しかった」妻の寝言に古《いにしえ》思ほゆ

こぶしの芽が小春日和に顔を出し春さき走る大丈夫かな

世の中を支える財を作ったり消費するは金持ちにあらず

非社員の校正業者の執念が某出版の品位を維持す

北風にブランコ揺らす子等の先、逃げ切る世代が駅へと続く
 

2017年11月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年11月26日(日)22時34分20秒
返信・引用
  嬉しけり楓撤去の公園で満天星紅葉が秋を補う

繁忙のオフィスの外の菊の香に晩秋来たるを知らされる由

スーパーの安い寒ブリ刺身なれど美味くて憂さをふと忘れけり
 

「白堊歌会RURU」11月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2017年11月 6日(月)16時37分13秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」2017 11月作品
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水木の実
うれし麗し
露霜の
秋の憂いを
歩道に転がす
                 村谷 尚


息白く
あゆむ木道
草紅葉
はるか頂に
たなびく彩雲
          だいてんち


吾、啄木像の
わきに立ち
オーラをもらう
いい歌が生まれる予感
血潮がたぎる
                 伊奈 裕


夏と冬を
いっしょに纏い
炭を焼く
やまがつの
丸い背中
         山田武秋


まんまるの栗ごはんの
おむすびを持って
お隣りさんが
月がきれいよと
十月四日
         青山すみれ


笑・話・歩・走・跳
何をしても輝いて
自覚してない自然体が
一層まぶしい
中学生の君
           ろろちち


船橋の
駅前開発の
十年前
ふみきりの跡
おでん種やあと
         吉田美雅子


*次回は2月
 

2017年10月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年10月25日(水)06時47分25秒
返信・引用
  堀船に僅かに残りしビワの木で鳥けたたましく実を食べつくす

ブルゾンのようなキャリアウーマンに鞭で打たれて伝説なりた死

木犀よ安歩当車でなおゆかし香の木探してワンダーランドだ

街路樹に巻きつきしぼんだ朝顔の種ぶら下がり世界が続く

水鳥の浮世小路の五合酒のんだくれてもしかたねどもな
 

2017年9月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年 9月24日(日)10時11分45秒
返信・引用
  「Dirty Work」♪誰かがやるしかないのでしょう、これで世の中なんとか回る

我が気づき上司、組合と語れずに「Dirty Work」♪憂さ晴らしけり

鼻歌で「Dirty Work」♪とノリつつも仕事に夢なきシニアはさびし

オフィスでたまには踊ろうや「Dirty Work」♪役者不足の我が部署なれど

ビジネスの叙事詩にヒロイン続出し創造破壊で雑草も生えず

人の環に疲れてすべてが嫌になり窓より思惟を隅田川に棄つ

木犀の開花と香はうれしいが老いた魂が浄化されない

道端のエノコログサをなぜながら空を見上げて正気に戻る
 

「白堊歌会RURU」9月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2017年 9月 5日(火)12時12分30秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2017 9月作品
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朝焼けに
押されて翔び去る
ビーナスの
激しい姿を
あかつきが観る
            だいてんち


恋しい暑さが戻り
顔がほころぶ
思いきって散歩に挑戦
全身汗びっしょり
行く夏を惜しむ
                    伊奈 裕


濁流の
向こうから
響いてくる
祭囃子の鉦太鼓の音
川音も騒ついてくる
           山田武秋


お手伝いお願いしますと
近所の方々から
毎日かわるがわる
キュウリやナス、トマトが
ポストに届く
           青山すみれ


新幹線のおかげで
近付いた筈なのに
ますます遠ざかる
父母のいない
故郷への道のり
              ろろちち


おのづから
空へ昇れる
線香の
煙見つめて
墓前にし居る
            吉田美雅子


片蔭に
身を寄せ歩けど
蒸し暑い!
蝉しぐれの音に
僅かな涼あり
                    村谷 尚


*次回は11月
 

2017年8月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年 8月28日(月)20時48分56秒
返信・引用
  鬼平は夜鷹も人と情かけるなぜヒトは間を置きて不和なる

理解より拒絶しコピーし置きしまま意味などいらぬと身ゆだねたまへり

敷島の国と世界に我を置く場所なしされど生きんと思う

信仰はとやかく言わず遊戯三昧。ナンマンダブと五木師真似る
 

8月作品「明日を信じる」

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2017年 8月 2日(水)13時20分5秒
返信・引用
  昨日はいい日
今日もいい日
人は祈る
今日よりも明日が
幸せ溢れるように

生きている限り、「禍福はあざなえる縄の如し」というように、嬉しい事だけでなく辛い事もやってくる。むしろ苦しい事の方が多いかもしれない。毎日が平穏で、何事もなく終わることを願う。誰でも、今日より、明日が少しでも良くなるよう祈っている。
 

2017年7月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年 7月30日(日)22時40分8秒
返信・引用
  藤の花、今年は猛暑に狂い咲く。地球の乱れに慣れて思わず

不倫議員の手つなぎ写真いとうるわし。なぜに切ない人間らしさぞ
 

小川達雄先生追悼歌

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2017年 7月13日(木)19時09分51秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」2017  7月  小川達雄先生追悼歌
小川先生のご冥福を心からお祈りいたします。

(青山すみれ作品)
すみれさん
すみれさんでしょ
電話の向こうの
元気な声が
今も耳に残る

バライチゴを
甘~く煮て
ジャムにして届けてくれた
紳士な
八十若さん

「先生、来年も岩手に来てね」
「確約はできないけどね・・」
実現できなかった岩手再訪
好きだった岩山に登るたび
先生の表情がよみがえる

ぼくも遊座さんのように
そっと逝きたいねと言っていた
小川達雄先生
もっとお声が聞きたかったのに
そっと逝ってしまった

電話だと
忘れてしまうからと
事あるごとに
手書きのファックスが届く
貴重な宝物になった



(ろろちち作品)
道足らず
言葉足らずの我にさえ
心を添わせて褒め上手
いま一度
もう一度だけ褒めてください

麻央さんの訃報の翌日
突然逝った先生
「やっぱ天国への旅立ちも
美人と一緒がいいね」と
茶目っ気の笑顔が見える気がします



(吉田美雅子作品)
先生が
賢治の話
するときは
先生の貌
賢治に変わる

五行歌の
書き出し「そっと」
とふ先生
われの後ろを
そうっと歩く



(山田武秋作品)
一個半個の道得で
白堊五行歌会を導いてくれた
万葉・源氏・賢治研究家
小川達雄先生
つゆ草の青の中に逝く

奥さんと初めて
デートした場所なんですよ
と高松の池を訪れて
今頃お二人肩をならべて
どのあたり道行く



(だいてんち作品)
詩歌を愛し
言葉を愛し
人を愛した
ひとりの白堊人が
静かに旅立って行った



(伊奈 裕作品)
いつも笑顔
的確で温かいコメント
教師だった先生は
褒め励ましてくれる
先生が居るだけで嬉しかった

おしゃれな帽子をかぶり
先生が颯爽と登場
味わい深いコメント
含蓄のあるお話し
もう聴かれない



(村谷 尚作品)
天降《あも》りつく天の香具山なごりおし君の御霊《みたま》やおぼしやすらふ

鉄壁の白堊歌会幸《さき》くあれど先生の詩《うた》を待ちかねつ
 

2017年6月、小川先生挽歌1

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年 6月27日(火)21時10分43秒
返信・引用
  小川先生挽歌1

艱難の学徒勤労動員を講ぜぬままに先生旅立つ

万葉の枕詞を論じれば終日話しし先生逝かれる

短歌・琵琶、好んだ賢治をのたまいし先生銀河の星となりけり

国会と白亜の図書館網羅して新たな賢治記した君逝く

IT無き時代の最後の碩学かつ情ある硬骨漢の君逝く
 

「白堊歌会RURU」6月作品

 投稿者:伊奈 裕  投稿日:2017年 6月 8日(木)15時40分34秒
返信・引用 編集済
  「白堊歌会RURU」 2017 6月作品
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連休の大渋滞から逃れ
近場の公園で春を探す
鶯の鳴き声にいやされ
旬の花々に心洗われ
体いっぱい春の香り
            伊奈 裕


男のロマンは女の迷惑と
日本語教師として
七十歳でベトナムに発った友
どのみち迷惑なら
亭主元気で留守がいい、か
            山田武秋


久しぶりに顔をあわす
WEB歌会の仲間
健康の話題で
あっという間の
三時間
            青山すみれ


肩が、腰が、足が…
ああ あの時の
父母の、祖父母の
あの嘆き
今にして知る
             ろろちち


四十年
経ちし遺骨を
胸に抱き
千葉にし向ふ
父の改葬
             吉田美雅子


jobless!
離脱派怒れる
EUの
ライブは重し
スマホを止める
              村谷 尚


ふと見上げた
皐月の夕焼け空に
真っ白い航跡雲が
矢のように
突き刺さっていった
               だいてんち

*次回は9月
 

2017年5月

 投稿者:村谷@S54年卒メール  投稿日:2017年 5月29日(月)08時36分40秒
返信・引用
  な射そ!行きて玉鉾の道を得る御魂はトレンド我はやめなむ

過疎化する故郷の役所の応募者が半減と書く地方紙落とす

憲法がリストラされるコメディ!さびしからずや意気消沈す

ポジティブで多忙な老母《はは》に感服も吾に遺伝せず都会ですり減る

「正すより受け入れなさい」指示どおり妻の妄想さびしく頷く
 

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